



創立以来80年以上にわたって知・徳・技の調和を大切にする女子教育を行ってきた東京家政学院。皇居や靖国神社に近く、都心の一等地に位置しながらも、静かで落ち着いた雰囲気に包まれている学校です。同校の一日は、生徒たちの明るく元気な「ごきげんよう」の挨拶で始まります。これは祖母、母、娘の三代や、姉妹で通う生徒も多い同校で、創立以来ずっと守られてきた伝統なのです。
生徒が着こなす制服も、60年以上変わらない伝統のスタイル。紺のダブルのブレザーに、ベストとプリーツスカートの組み合わせ。ベーシックでシンプルなデザインだからこそ、着こなす生徒の清潔感や品性が際立って見えます。美術教師がデザインしたというこの制服は、当時はとてもモダンなスタイルと評判を呼びました。その後、生徒の声を取り入れる形でセーターが加わり、靴下も白の短ソックスのみから、白の長短、紺のハイソックスの3種類へと増えました。
変わらない伝統を大切にしながら、時代に合わせて変わっていく柔軟な姿勢。明治に生まれ、イギリス留学を経て、常に時代の先端を見つめ続けた創立者の大江スミ先生の精神が、学院には今も息づいているのです。












夏スカートは、グレンチェックの涼し気な素材で作られています。中学はまわりヒダ、高校は箱ヒダのデザイン。