東京家政学院中学校|デジタルパンフレット
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中1でかっぽう着、中2でハーフパンツ、中3で指編みタワシを製作します。一人1台のミシンを使って、大きな布地から作り上げることで、被服の成り立ちを学び、大切に使う心を養います。手縫いの基礎も身につけ、自らの手で完成させる喜びを味わえます。基本をもとに創意工夫して、オンリーワンの作品を仕上げます。完成した作品を身につけて調理実習をしたり、家の掃除をしたりすることで、自分の作った作品が役に立つことを実感します。栄養素の働きや食品の特徴を学び、調理実習は2〜3品を同時に作ります。時短料理ではなく、丁寧な食事作りを通して、調理の基本を身につけます。一人で、1食分の食事を整えられることが目標です。グループで調理することで、お互いに声をかけあい、協力しながら完成させます。料理の段取り力、先を見通す力、コミュニケーション力が養われます。長期休業中には、家庭で、調理実習で作ったメニューを一人で料理する宿題があるので、家庭での話題にもなり、喜ばれ、達成感を味わえます。高1の家庭総合の授業では毎年、シルバー体験を行います。身をもって高齢者の身体の不自由さを体験し、高齢者への理解を深め、接し方を学びます。ゴーグルや重りを身につけて校内をグループで歩きます。視野が狭く、身体が動かしにくい状態では、普段当たり前にしている動作が簡単にできなくなります。車イス体験では、操作のしかたや思いやりをもって接することの大切さを学びます。実際に体験することで、具体的にサポートすることができるようになります。9Tokyo Kasei Gakuin Junior & Senior high school調 理被 服シルバー体験これからの社会で活躍できる実践的なスキルを持った女性の育成に取り組んでいます。家庭科教育

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