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学校長挨拶
Think globally, act locally

学校長挨拶
学校長:佐野 金吾

知性と品格を備えた女性を目指して

 生徒の皆さん、ごきげんよう。
 東京家政学院中学校・高等学校学校長の佐野金吾です。平成11年から10年の間、校長を務めていましたが、この度ご縁がありまして再度校長に就任することになりました。私は、この学校の親しみのある雰囲気は大変好ましく感じていますし、また明るい生徒の皆さんと生活できることを喜びとしています。
 中学生は子どもから大人へと心も体も成長する大事な時ですし、高校生は社会人となるために「自分は何をしたいのか、何ができるのか」など自分の個性や可能性についてしっかりと考える時です。
 この学校で過ごしたいと考えている親しい仲間と一緒に学習活動や部活動、学校行事などに取り組む中で得られる感動体験は生涯のうちでもかけがえのないものとなるでしょう。
 東京家政学院中学校・高等学校では、この学校の創設者である、大江スミ先生の建学の精神であるK.V.Aを学校教育の理念としていますが、この理念は皆さん一人一人が知性と品格を備えた女性として成長することを願ったものです。知性と品格は、何事にも一生懸命取り組む中で育むことができます。中学生の皆さんは本学で6年間過ごすのですから時間をかけて「じっくり学び、じっくり考え、しっかり表現する」力を、高校生はこれまでの学習の成果を活かして3年間で「進んで学び、しっかり考え、適切に表現する」力を身につけられるよう努力しましょう。
 何事も自ら進んで取り組むことによって、その成果を得ることができます。幸い本校の先生方は、皆さんの求めることには親切に応じてくれます。東京家政学院中学校・高等学校が皆さんの心地よい居場所になることを願っています。
 3年間、6年間の学校生活を通して心も体も大きく成長する姿を皆さんの身近から見守っていきます。



建学の精神
「KVA」spirit (Knowledge・Virtue・Art)

本学院の創立者 大江スミ先生
本学院の創立者 大江スミ先生

 1875年、長崎に生まれた創立者大江スミは、女子高等師範学校卒業後、文科省(当時の文部省)の命を受け4年間のイギリス留学に旅立ちました。その間、ヨーロッパ諸国から多くの刺激を受けたスミは、グローバルスタンダード女子教育の重要性を痛感しました。そしてこの経験は、その後のスミの生涯を決定づけることとなるのです。
 1923年、スミはついに自分の理想とする女子教育を実践するため、本学を設立しました。スミが理想とした女性像とは、良き家庭人であると共に良き社会人であること。そしてその理想を叶えるために掲げられたのが、本学の象徴とも言うべき建学の精神「広く社会の動きを捉えることのできる知識(knowledge)、その知識を実生活に活かすことのできる技術(Art)を身につけると共に、それらを周囲の人々の幸せのために活用したいと願う心、徳性(Virtue)を身につけ、社会に貢献できる自立した女性を育てる」KVA spiritなのです。

開校以来受け継がれてきた大江スミの想い

大江スミが女性教育の理想とした「知識(Knowledge)を高め、技術(Art)を磨き、徳性(Virtue)を養う」を建学の精神とし、これを本学院では「KVA精神」と呼んでいます。 これらの3つの要素のうち、知識と技術を実生活に生かすための最も大切なものとして徳性を捉え、KVAの中心に置いています。また、私達の校章は、バラの花(つぼみ)と、 K” nowledge、“V” irtue、“A” rtの頭文字であるK・V・Aを組み合わせたものです。KVA精神に受け継がれる、創立者の想いが校章に込められています。


校歌

家政学院の女子教育

教頭:安達 京子
教頭:安達 京子

女性としての自立の第一歩がここから始まります。

本校の女子教育は、1923年家政研究所の開校からスタートしています。女性が家政学を学び、その技術を家族だけでなく広く社会に貢献できるようにと創立者 大江スミは考えました。中学・高校の6年という限られた時間、学校という空間で仲間たちとともに学び、学習や行事を通して様々なスキルを身につけてほしいと考えています。
 どんなときでも相手を気遣うことは、想像力と思いやりが必要になってきます。周りとのコミュニケーションは日々の学校生活で経験していきます。クラスで、学年で、そして学校全体の行事で一人ひとり活躍の場が用意されています。少人数教育のメリットは誰もが主役になれることです。様々な場面での成功体験・達成感は人を成長させます。
 東京家政学院は、女性としての自立の一歩を育てます。社会で自らの道を選択できるしなやかな強さを持った女性は、必ず社会の担い手になるはずです。



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